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【2025】フルリモートの求人とは?完全在宅の職種・探し方・注意点を徹底解説

「フルリモートの求人に興味があるけれど、どう探したら良いのか分からない」「在宅勤務とどう違うの?」といった疑問を持つ人も多いはずです。

そこで、本記事ではフルリモートの求人の探し方やメリット・デメリット、求人に応募する際の注意点を解説していきます。どんな職種がフルリモート勤務可能な求人として出ているかも紹介しているので、理想の働き方を実現したい人は参考にしてください。

フルリモートの求人とは?通勤不要の新しい働き方

在宅ワークの普及により注目を集めているフルリモートの求人ですが、これは出社を一切せずに完全に在宅で業務を行える仕事のことを指します。

企業によっては完全在宅勤務もしくはリモート勤務可と表現されることもあり、フルリモートの求人は勤務地の指定がなく日本全国どこからでも勤務できる点が特徴です。パソコンとネット環境があれば働くことができるため通勤時間もかからず住む場所も選ばない点が魅力といえるでしょう。

リモートワークとの違いとは?

求人の中にはフルリモートではなくリモートワークといった記述がある場合も。リモートワークとは、在宅勤務やオフィス勤務を組み合わせた柔軟な勤務スタイルのことを指し、フルリモートは完全在宅・出社一切なしの働き方を意味します。

たとえばリモートワークの場合、週に1回や月に1回はオフィス出社が求められることも。一方でフルリモートは出社がないため対面で業務を行うことはありません。このことから、フルリモートの求人は地方在住者や子育て中の方にも人気の雇用形態です。

フルリモートの求人がある職種・業界一覧

フルリモートの求人がある職種・業界一覧
フルリモートの求人は、下記のような職種や業界において増加傾向にあります。

職種 職種名 求人の内容
開発職 システムエンジニア・ネットワーク設計 全国どこでも勤務可能
副業OKや業務委託の募集も多数あり
技術職 CADオペレーター・機械設計者 製造・建築業界を中心に在宅対応の求人も増加中
フルリモート可
企画職 マーケター・商品開発 完全在宅・フレックス対応あり
発想力や分析力を重視
営業職 カスタマーサポート・テクニカルサポート 在宅オペレーターやチャットツールで完結
在宅ワーク未経験者歓迎あり
一般事務職 経理・事務・データ入力 業務委託での募集多数
週3日〜可、未経験者歓迎あり
クリエイティブ職 Webライター・編集者 業務委託・フリーランスでの募集多数
主婦・Wワーク向けも豊富

その中でも開発職やクリエイティブ職、営業職は出社不要の働き方が標準化されつつあります。各職種のフルリモートが可能な求人について詳しく解説します。

システムエンジニア・ネットワーク設計などの開発職

IT系職種の中でもシステムエンジニアやネットワークエンジニアなどはフルリモートとの相性が高く、いずれもインターネットさえあればどこでも仕事ができることから、優秀な人材を確保するために日本全国を対象としたフルリモートの求人が増加傾向にあります。

もし、フルリモートでエンジニア職を目指すなら、エンジニア向けに特化した転職サイトの活用も有効です。下記では、目的別に選べる転職サイトを紹介していますので、参考にしてください。

【2025】エンジニアのための転職サイトおすすめ18選!目的別の転職サイトを解説

CADオペレーターや機械設計者などの技術職

CADオペレーターにおいても、リモートでの図面作成スキルが重視される傾向が高まっています。ただし、フルリモートで活躍するためには、基本操作だけでなく作図補助機能・画層管理・注釈やテンプレート作成など応用的な操作スキルが必要です。

もし、フルリモート勤務でCADオペレーターを目指すなら、短期間で実務レベルの技術が学べるAutoCAD基礎セミナー講習を受講してスキルを磨くことをおすすめします。

このセミナーでは、初心者でもわかりやすくAutoCADの操作が学べる構成となっており、短期間で「オブジェクト作成」「編集」「注釈」「テンプレート作成」など、現場で即戦力になる技術をしっかり習得可能です。

セミナーの詳細については下記をご覧ください。

セミナー名AutoCAD基礎セミナー講習
運営元ProSkilll(プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

マーケター・商品開発などの企画職

企画職はオンラインツールの進化と業務スタイルの変化により、フルリモートの求人が増加傾向にあります。従来では対面での会議や社内連携が多かったマーケティング・商品開発が、今ではZoomやSlackといったツールを使うことで在宅でも仕事ができるようになりました。

とくに広告運用やSNS分析を行うマーケターはパソコンとネット環境があれば完結する業務が中心のため、在宅勤務との相性が良い傾向があります。

カスタマーサポート・テクニカルサポートなどの営業職

電話やメール、チャットで完結するカスタマーサポートやテクニカルサポート系の営業職は、マニュアルに沿った対応が中心であり、顧客対応はZoomやチャットツールを使えば自宅で行えるためフルリモートの求人が増加しています。

経理・事務・データ入力などの一般事務職

カスタマーサポートや一般事務職は、近年フルリモートの求人が増加している職種の1つ。その理由として業務の多くが電話・チャット・メールのためオンラインで完結しやすく、オフィスに常駐する必要性がないためです。

また、データ入力や顧客対応、請求書処理なども専用システムを活用すればどこでも実施できるので、在宅勤務が標準化してきました。未経験者でも応募可能なフルリモートの求人を探しているなら、カスタマーサポートや一般事務の求人が豊富のため、完全在宅勤務で事務職デビューを目指したい人におすすめです。

Webライター・編集者などのクリエイティブ職

Webライターや編集者は完全在宅で完結できる代表的な職種です。記事の執筆・編集・校正などパソコンだけで行えるため場所を選ばずに働けます。

クライアントとのやり取りもメールやチャットツールだけで完結するため出社が不要。また、最近ではメディア企業やECサイト運営企業もライターや編集者を外部委託しており、業務委託や副業としての求人も増加傾向にあります。

こちらも未経験者でも応募可能な求人が豊富で、スキルを磨いて実績を積めば将来的には編集者やディレクターへのキャリアアップも目指せます。

フルリモート可能な求人のメリット・デメリットとは?

フルリモート可能な求人のメリット・デメリットとは?
完全在宅で働けるフルリモートの求人は、ライフスタイルに合わせて働けるため理想の働き方と思われがちですが、一方でデメリットも存在します。ここでは、メリットとデメリットについて具体的に解説します。

フルリモートで働くメリット

フルリモートは、生活スタイルに合わせて仕事ができるため、新しい職種に挑戦する人や副業を始めたい人にとって理想的な働き方といえるでしょう。

フルリモートでの働き方には、次のようなメリットがあります。

時間と場所にとらわれない柔軟な働き方

フルリモートが可能な求人のメリットは、時間と場所にとらわれないことです。通勤が不要のため朝はゆっくり過ごせますし、定時後もプライベートな時間を確保できるので趣味に時間を割くこともできます。

全国どこでも求人に応募できる

フルリモートの求人は教授内に関係なく、日本全国の求人に応募できるので転職活動の選択肢も広がります。たとえ地方に住んでいても東京や大阪の企業にも応募できる点はキャリアの幅を広げられるメリットといえるでしょう。

ライフスタイルに合わせた働き方ができる

フルリモートなら家事・育児との両立やライフワークバランスの実現もできます。育児の合間に仕事をしたり、パートナーの転勤に合わせて引っ越しても働き続けられたりする柔軟性は、オフィス勤務にはない魅力です。

フルリモートで働くデメリット

在宅ワークができるフルリモートの働き方は、通勤不要で柔軟なライフスタイルが実現できる一方で、「ひとりで働くことの難しさ」や「生活リズムの乱れ」といった課題も抱えています。

フルリモートで働く際のデメリットについてご紹介します。

孤独感やコミュニケーション不足が課題

フルリモートは、オフィス勤務と違って同僚や上司とのコミュニケーションがほとんどないため、コミュニケーション不足になりがちです。また、チャットやメール、Zoomといった通話アプリでのやりとりしかないため、相手に間違った誤解を与えてしまいやすい傾向があります。

さらに、一人で作業を進めるため、孤独感やモチベーションの低下を感じやすいという声もあるので、自主的にチームメンバーと関わりに行く積極性が大切です。

自己管理が求められる働き方

フルリモート勤務は業務とプライベートの切り替えも求められるので自己管理能力が必要です。在宅ワークは始業・終業タイミングや作業時間の配分、休憩の確保などすべて自分で決めて仕事を行う必要があります。

また、外出が少なくなることで運動不足や生活リズムが乱れやすいので健康に営業が出ることもあるので要注意です。

フルリモートの求人を探す方法

フルリモートの求人を探す方法
フルリモートの求人を探すには、キーワードや雇用形態、フィルターで絞り込むことで希望の求人が見つかりやすくなります。フルリモートの求人だけを絞り込みをするなら、求人サイト内で次のキーワードを設定して検索するとヒットしやすくなります。

  • フルリモート可
  • 完全在宅勤務
  • 在宅ワーク

検索のコツとしては、求人サイトごとに表記が異なる場合が多いので、カタカナ表記と漢字表記の両方で検索を行いましょう。

もし、希望の職種がある場合は「Webエンジニア フルリモート」「システム開発 在宅ワーク」「CADオペレーター 完全在宅勤務」といったように職種名や業務と組み合わせて検索するのも有効です。

ほかには、業務委託サイトを使って副業や業務委託でフルリモート案件を見つける方法があります。下記のようなサービスでは業務委託として在宅ワークが可能な案件が豊富に掲載されているので、正社員以外の働き方を探している人にもおすすめします。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ
  • ココナラ
  • クラウディア
  • うるる

これらの方法を使っても「理想のフルリモートの求人がヒットしない」という方は、フルリモート専門の求人サイトや求人エージェントを活用し、フルリモート案件を受け取る方法も検討しましょう。

フルリモートの求人を探すのにおすすめサイト・アプリ

フルリモートの求人を探す おすすめサイト・アプリ
ここからは、フルリモートの求人を探すのに役立つおすすめのサイト・アプリをご紹介します。

下記で紹介しているサイト・アプリごとに特徴を比較し、自分に合うサービスを見つけましょう。

サイト・アプリ名 特徴
ReWorks(リワークス) フルリモート専門の求人サイト
正社員や業務委託案件が豊富で、キャリアアドバイザーがサポート
スカウト機能も搭載
Wantedly(ウォンテッドリー) スタートアップやベンチャー企業の求人に強い
自社開発や柔軟な働き方を希望する方におすすめ
Green(グリーン) IT・Web業界に特化した求人サイト
IT業界最大級の求人数で人事担当者からの直接スカウトあり
Indeed(インディード) 全国の求人を一括で検索可能
「フルリモート」「完全在宅」などのキーワード検索やメール通知機能も便利
ママワークス 主婦・子育て世代向けの求人サイト
時短勤務・扶養内OKの在宅案件も多く未経験者もOK
リモートビズ フルリモートに特化した転職エージェント型サービス
非公開求人やマッチングサポートあり

もし、CAD業界でのフルリモート勤務を考えているなら、CAD業界に特化したJobTech for CADがおすすめです。製造業や建設業界に強い転職支援サービスであり、非公開求人も豊富に取り揃えています。CADの実務が未経験者であっても、プロのエージェントが内定まで無料でサポートしてくれます。

転職活動をスムーズに済ませたい方はぜひ、下記から詳細をご確認ください。

フルリモートの求人に応募する際のポイントと注意点

フルリモートの求人に応募する際の注意点
もし、これからフルリモートの求人に応募する方に向けて事前に確認すべきことや注意点をご紹介します。

  1. 履歴書・職務経歴書でアピールすべきポイント
  2. オンライン面接で確認されるリモート適性
  3. 通信環境と作業スペースが確保できていること
  4. 仕事とプライベートの切り分けの重要性

これらの内容を確認してからフルリモートの求人に応募することをおすすめします。それでは、上から順番に詳しく解説します。

①履歴書・職務経歴書でアピールすべきポイント

フルリモート求人に応募する際は、単なる職務経歴だけでなく、リモート環境での業務適性も判断されます。なぜなら、企業は「自宅で一人でも安定して業務ができる人材か」を重視しているためです。

そのため、履歴書や職務経歴書では以下の点を明記しておくとアピールポイントに繋がります。

  • どの職種で在宅勤務を行った経験
  • スケジュール調整やタスク管理
  • Zoom、Slack、Teams、Google Meetなどの使用経験
  • PCのスキル

オンライン環境での業務経験やスキルを書類に見える形にすることが大切です。もし、職務経歴書の内容をまとめるのが苦手という方は、以下の記事で職務経歴書の書き方を解説していますので参考にしてください。

【2025】職務経歴書の書き方をフォーマットで紹介!業種ごとのポイント・注意点も解説

②オンライン面接で確認されるリモート適性

オンライン面談では相手の人柄だけでなく、リモート業務を円滑に進められる環境が整っているかも確認されます。その理由は通信環境や一人でも業務を進められる推進力があるかどうかが重要だからです。

そのため、オンライン面談では「この人に任せることで業務が円滑に進む」「任せても安心」と面接官に思ってもらうことが採用の決め手に繋がります。

③通信環境と作業スペースが確保できていること

フルリモート勤務はオフィスと違って環境整備を自分で行わなければならないため、通信速度や作業スペースの確保が不十分だと業務にも支障が出ます。

  • ネット回線が不安定だと、オンライン会議中に通信が途切れやすい
  • 作業スペースに雑音が多いと集中力が続きにくい

このような状態で業務を進めると仕事のパフォーマンスの低下や企業からの信頼を失うこともあるので注意が必要です。

④仕事とプライベートの切り分けの重要性

フルリモート勤務には通勤がないため、仕事とプライベートの境界があいまいになりがちです。その結果、仕事が長引いてしまったり家族とのトラブルが発生してしまうこともあります。

そのため、下記のような工夫を行う必要性が出てきます。

  • 勤務時間と休憩時間を明確にする
  • 仕事スペースと生活スペースを分ける
  • 勤務中のルールを家族や同居人に共有し、適度に距離を保つ

これらの対策を取ることにより仕事のパフォーマンスが向上し、集中力の維持にも繋がります。

フルリモートの求人で自分らしい働き方を実現しよう

フルリモートの求人は通勤や勤務地に縛られない自由がある分、自己管理能力やオンラインでの人間関係の構築が重要です。

本記事で紹介したフルリモート可能な求人の選び方やおすすめの求人サイトを活用し、求人情報のチェックや転職活動の準備はしっかり行いましょう。

フルリモートの求人とは?完全在宅の職種・探し方・注意点
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