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【2025】用途別おすすめ建築転職サイト17選!設計・施工管理・女性向けまで徹底比較

建築業界で転職を考えており「どの転職サイトを使えばいいの?」と悩んでいないでしょうか。
建築業界の求人は専門性が高く、設計・施工・設備・構造・意匠・積算など職種ごとに求められるスキルも異なるため、転職活動における情報の選別が非常に重要です。

この記事では、建築転職に強いおすすめサイト17選を紹介します。
ホワイト求人の見分け方やブラック求人を避けるコツ、転職に向いていない人の特徴も解説しているので、転職を成功させる参考にしてみてください。

建築業界の転職事情・最新動向

建設労働需給調査結果(令和7年5月調査)
出典:国土交通省「建設労働需給調査結果(令和7年5月調査)」

2025年現在、建築業界は慢性的な人手不足にあり、転職希望者にとっては「売り手市場」の状況が続いています。

上画像に掲載している国土交通省の「建設労働需給調査(令和7年5月)」によると、建築業界を含む建設分野全体で人手不足問題がつづいている状況です。

そのようななか、特に若手人材・設計職・施工管理技士・女性建築士の採用意欲が高い企業が増えています。多くの企業が人を欲しがっている現代では、キャリアアップ・年収アップを実現する絶好のタイミングだと言えるでしょう。

なお、未経験から建築業界に転職できるか不安な方は、以下の記事もチェックしてみてください。

【2025】建築転職は未経験だと難しい?おすすめの転職サイト・エージェントを紹介

建築業界の人材不足は転職のチャンス

建築業界では今、深刻な人材不足が続いています。
そのため、現在の状況は転職希望者にとってうれしい売り手市場を形成しているのです。

たとえば、国土交通省が公開している「最近の建設業を巡る状況について」という資料では、55歳以上の就業者割合が全体の3割5分以上である一方、29歳以下の就業者は約1割程度と、若手人材が非常に不足しています。

そのため、現在の職場環境や人間環境に悩んでいるのなら、今こそ建築業界で経験を活かしてキャリアアップする好機です。スキルや資格を保有している方はもちろん、未経験者でも建築転職サイトを活用することで、自分に合ったホワイト求人と出会いやすくなっています。

転職先として選ばれやすい建築業界の主な同業種一覧

建築系の転職業種一覧

建築転職で人気のある関連業種を以下にまとめました。

業種カテゴリ 概要
工務店・設計事務所 戸建て住宅の設計・デザイン
不動産開発 戸建て・マンション・商業施設の企画・開発
建材メーカー 外壁材、内装建材、断熱材などの製造・提案
内装・インテリア 店舗・オフィスなどの内装設計・施工
建設IT・BIM/CIM開発 建築設計支援ツールやBIM管理ソフトの開発

特に近年は、BIM(Building Information Modeling)やZEB設計、省エネ設備、インフラ更新などのテーマに強い業種が注目されています。また、建築技術者の経験を活かせる土木や設備といった隣接業界のニーズも増加傾向にあります。

なお、土木系の業種へ転職したい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

【2025】土木転職は未経験でもOK?おすすめ求人サイトや土木から建築への転職方法

建築転職サイトおすすめ17選(用途別)

建築系の転職サイトが多くて選べないとお悩みの方向けに、用途別でおすすめの転職サイトを整理しました。自身の目的に合う建築向けの転職サイト情報をチェックしてみてください。

※掲載しているのは2025年7月時点の情報です。

幅広い求人をカバーしたい総合型の建築転職サイト5選

いろんな業種を自分で比較しながら転職先を探していきたい方におすすめなのが、次の総合型の建築転職サイトです。

おすすめ転職サイト 求人数 主な業種 対応エリア
建築転職 12,872件 建築設計・建築施工管理・CADオペ・営業など 全国
施工管理ジョブ 20,846件 建築設計・建築施工管理・CADオペなど 全国
総合資格career 3,504件 建築設計・積算・管理・営業・人事など 全国
建設転職ナビ 14,327件 営業・設計・施工管理など 全国
RSG転職ナビ 5,836件 施工管理・発注者支援・設計・積算・購買など 全国

求人数が豊富であるため、気になる求人を比較しやすいほか、異なる業種の求人も一緒にリサーチできます。なるべく多くの建築求人を比べたい方は、上記の転職サイトへの登録を検討してみてはいかがでしょうか。

建築・土木でミスマッチを避けやすい専門型の建築転職サイト5選

すでに働きたい業種が決まっている方は、以下の専門求人を取り扱う建築転職サイトを利用するのがおすすめです。

おすすめ転職サイト 求人数 主な業種 対応エリア
A-worker 316件 建築設計者に特化 全国
GATEN職 7,043件 工事関連の業種に特化 全国
助太刀社員 578件 同上 全国
セコカンNEXT 13,993件 主に施工管理 全国
施工管理求人.com 1,076件 同上 全国

特定の建築業種に特化しているため、求人数はやや少なめですが、その分だけ求人を絞り込めます。また、建築の特定ジャンルに特化していることから、その分野に強い信頼できる求人が多く集められているのが魅力です。

建築業界で長く働きたい女性向けの建築転職サイト3選

近年では、建築業界で働く女性も増えており、その分野のサポートに強い転職サイトの数も徐々に数を増やしています。もし、女性向けの求人をお探しなら、以下の転職サイトがおすすめです。

おすすめ転職サイト 求人数
(建築・土木のみ選出)
主な業種 対応エリア
女の転職type 197件 アシスタント・事務・CADオペ・営業 全国
求人ボックス 328,200件 設計・施工管理・事務・CADオペ・営業 全国
エン転職WOMAN 114件 メンテナンス・施工管理など 全国

メインの担当として働けるものはもちろん、アシスタント職として社員をバックアップする求人も見つかります。自身のライフスタイルに合わせて働きやすい求人を探したい方は、上記の建築転職サイトを検討してみるのも良いでしょう。

20代転職者に人気な若手・未経験向けの建築転職サイト4選

20代で転職を考えている方や、第二新卒として転職を希望する方におすすめなのが、次の建築転職サイトです。

おすすめ転職サイト 求人数
(建築・土木のみ選出)
主な業種 対応エリア
マイナビ転職 8,748件 設計・施工管理・営業など 全国
エン転職 1,055件 設計・施工管理・点検など 全国
ワークポート 21,731件 営業事務・設計・施工管理など 全国
第二新卒エージェントneo 49件 法人営業・施工管理・事務など 新宿・大阪・名古屋・福岡

大手企業が運営していることから、サービス・サポートの信頼性が高い点も魅力です。
初心者歓迎・未経験OKの求人も豊富にあるため、自分にぴったりの求人がないか探してみてください。

建築転職サイトでホワイト求人を見つける方法

建築ホワイト求人の見つけ方

建築業界にも「働きやすいホワイトな会社」は存在します。
しかし、求人票だけではその実態がわかりにくいのが実情です。

そこで本項では、建築転職サイトを活用してホワイト企業の求人を見抜くための具体的な2つのチェックポイントを紹介します。

労働時間・残業時間が明記されている求人を優先する

ホワイト企業を見つけたいなら、まず「労働時間・残業時間」をチェックしましょう。

現在、国土交通省の「建設業働き方改革加速化プログラム」でも、週休2日制・時間外労働削減が重点施策として掲げられています。そのようななか、次のような具体的な記載がある求人なら、社内制度が整備されている傾向が高いです。

  • 月平均残業時間20時間以内
  • 完全週休2日制(土日祝)

求人票に具体的な勤務条件が記載されていることは、企業の労務環境に対する透明性の高さの証拠ですので、建築転職におけるホワイト求人の目安としてチェックしてみてください。

評判の高いサイト・エージェントで紹介される求人を活用する

求人の質は、どの転職サイト・エージェントを利用するかによって大きく変わります。

なかでも、業界特化型の転職サイト・エージェントは、過去に紹介実績のある企業の離職率や労働環境のフィードバックを蓄積しているため、ブラック企業を避けやすいのがメリットです。

プロのアドバイザーに相談できる場所も多いため、気になる求人はその都度「この求人はホワイトか」を確認するようにしましょう。

建築転職サイトにあるブラック求人を回避するポイント

建築系のブラック求人の回避ポイント

建築転職サイトのなかには、一見魅力的に見える求人だったとしても、労働環境が過酷・定着率が低い・サービス残業が常態化しているなど、いわゆるブラック求人が紛れていることもあります。

ここでは、ブラック企業を見抜くための2つの要素を解説します。

高収入・急募の文言が強調されすぎていないか確認する

「高収入」「月給40万円〜」「急募」など、目を引くワードばかりが目立つ求人は、内容を冷静に見極める必要があります。

高い給与を提示する求人の一部には、残業代込みの年俸制や過重労働を前提としたものが一定数含まれていることも多く、「年収600万円以上可能」と記載があったものの、月45時間以上の残業が前提になっているというケースも少なくありません。

給与面を優先することも大切ですが、労働時間・休日・福利厚生のバランスを見て総合的に判断することが、ブラック求人を避けるために重要です。

社員数・離職率・施工実績などの情報が曖昧な求人は避ける

次のようなポイントで、企業の「中身」が見えない求人には注意が必要です。

  • 社員数
  • 離職率
  • 施工実績

たとえば、会社概要が「社員数 非公開」「創業年 不明」「プロジェクト数の記載なし」といった企業では、社歴が浅い、離職が多いなどの可能性が懸念されます。

建築業界は長期プロジェクトが多いため、安定した組織体制の有無が重要です。
求人内容が漠然としている場合には、事前に口コミやエージェントを活用して企業の実態を確認するのが良いでしょう。

建築転職サイトについてよくある質問

転職サイトと転職エージェントのどちらを使うべきですか?
どちらも併用するのがおすすめです。転職サイトは自分で求人を比較検討したい人向け、転職エージェントは非公開求人や書類添削・面接対策を希望する人向けです。特に建築業界では、専門性の高い職種が多いため、業界特化のエージェントも活用しましょう。
建築転職サイトにはホワイト企業の求人も掲載されていますか?
掲載されていますが、見極めが必要です。「残業時間の明記」「有休取得率」「育休制度の実績」などの情報が具体的に書かれている求人は、ホワイト企業の可能性が高いです。サイトによっては、ホワイト企業特集を設けていることもあるので確認しましょう。
建築転職をやめたほうがいい人の特徴は?
「体力的な業務に極端に不安がある人」「残業ゼロ・完全リモート勤務だけを希望している人」「資格取得やスキルアップに消極的な人」は、建築業界での転職を再考すべきかもしれません。希望条件と業界特性のギャップを把握したうえで、転職活動を進めましょう。

建築転職サイトについてまとめ

建築業界で自分に合った職場を見つけたいなら「建築特化の転職サイトやエージェントを目的別に使い分ける」ことが重要です。

「働きやすい環境でスキルを活かしたい」「業界内で年収アップを目指したい」と考えている方は、まずは無料で相談できる建築転職サイト・エージェントに登録し、自分に合った職場をプロと一緒に見つけてみましょう。

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