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【2026】事務職完全ガイド!業務内容・収入・必要スキルを徹底解説

事務職は多くの転職希望者にとって魅力的な選択肢として注目されています。残業が少なく土日休みが取りやすい環境や、未経験からでも始められることから、転職・副業・キャリアアップを考えている方々に人気のある職種です。

本記事では、転職成功のポイントから必要なスキルまでを詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

事務職とは?

事務職は、企業の基盤となるバックオフィス業務を担当し、他の従業員が自分の業務に専念できるよう支援する重要な職種です。パソコンを使った書類作成からコミュニケーション業務まで、幅広い業務を通じて組織全体の生産性向上に貢献しています。

事務職の主な業務内容

事務職の業務は多岐にわたりますが、主に以下の4つのカテゴリーに分けることができます

  1. 書類作成・管理業務
  2. データ入力・処理業務
  3. コミュニケーション関連業務
  4. その他の支援業務

①書類作成・管理業務

事務職の代表的な業務として、様々な書類の作成と管理があります。以下は主な業務内容です。

業務内容 詳細
請求書・見積書の作成 取引先との商取引に必要な書類をWordやExcelで作成
契約書・申請書の作成 法的手続きや社内手続きに必要な公式書類の準備
会議の議事録作成 会議内容を正確に記録し、関係者に共有
各種申請書類の確認・管理 有給申請や経費申請など提出書類をチェック・処理
書類のファイリング・整理 作成・受領書類を分類・保管し、即時検索可能に管理

これらの書類作成では、Word、Excel、PowerPointなどの基本的なOfficeソフトや、会社指定の専用ソフトを使用します。

下記ではMOS資格のおすすめ勉強方法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。

【2025】MOS資格のおすすめ勉強方法は?学習のコツも解説!

②データ入力・処理業務

正確性が特に重要視されるデータ関連業務も事務職の中核業務です。主な業務内容は以下の通りです。

業務内容 詳細
顧客情報・営業データの入力 CRMシステムや社内DBに顧客情報、取引履歴を登録
売上高等の数値データ集計 日次・月次・年次売上を集計し、レポートを作成
表・グラフ作成 Excel等で数値を視覚化し、資料を作成
伝票処理・整理 請求書・領収書など金銭伝票を確認・整理・保管

データ入力業務では、ExcelやAccess、会社指定の専用システムを使用します。1つのミスが大きなトラブルにつながる可能性があるため、高い正確性が求められます。

③コミュニケーション関連業務

事務職は「会社の顔」として、社内外の人々との円滑なコミュニケーションを担います。

業務内容 詳細
来客対応・受付業務 訪問客の受付、会議室案内、お茶出しを実施
電話・メール対応 一次受付、担当者への取り次ぎ、メール返信
社内外の調整業務 部署間・外部パートナーとの日程調整や連絡
会議室のセッティング 資料準備、プロジェクター設定、席次配置

上記の業務では、適切なビジネスマナーと丁寧な対応が特に重要視されます。

④その他の支援業務

組織運営を支える幅広いサポート業務も事務職の重要な役割です。

業務内容 詳細
備品管理・発注 事務用品在庫管理、消耗品発注、OA機器管理
郵便物の発送・仕分け 郵便物の発送処理と届いた郵便物の部署別仕分け
事務用品の補充 トナー交換、文房具補充などオフィス環境整備
社内イベント運営支援 歓送迎会・研修会など企画・運営サポート

上記の業務を通じて、事務職は組織全体の業務効率化と快適な職場環境の維持に大きく貢献しています。企業の規模や業種によって業務範囲は異なりますが、どの組織においても欠かせない重要な役割を担っています。

事務職の種類と特徴

事務職の種類と特徴

事務職は企業の業務をサポートする幅広い職種を含み、担当する業務内容や求められるスキルによって大きく6つのタイプに分類されます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

  1. 一般事務(OA事務)
  2. 営業事務
  3. 経理事務
  4. 人事・労務事務
  5. 総務事務
  6. 特殊事務職

①一般事務(OA事務)

一般事務は、社内の書類作成やデータ入力、来客対応など幅広いバックオフィス業務を担当します。WordやExcelなどのOAツールを活用した業務が多いため、「OA事務」とも呼ばれます。未経験者でもチャレンジしやすく、事務職の入口として人気があります。

②営業事務

営業事務は、営業部門をサポートする役割を担い、顧客情報の管理や見積書・契約書の作成、営業資料の準備などを行います。営業担当者と連携し、受注から納品までの一連の業務フローをスムーズに進めるための調整力と正確性が求められます。

③経理事務

経理事務は会社の金銭管理を行う専門職で、伝票の整理、売掛金・買掛金の管理、給与計算、月次・年次決算の補助などを担当します。簿記の知識があるとスムーズに業務に入れるほか、小さなミスが財務報告に大きく影響するため、細部に注意を払う正確性が不可欠です。

④人事・労務事務

人事・労務事務は、採用から社員の入社手続き、社会保険手続き、勤怠管理、給与計算などを行います。法令に基づく正確な手続きや、応募者との面接調整、社内規定の運用・改善提案も行うため、組織理解力が重要です。

⑤総務事務

総務事務は、社内全体の設備・備品管理、社内規程の策定・更新、社内イベントの企画運営、庶務業務などを幅広く担当します。社内各部署との調整や外部業者との折衝など、人脈作りと調整力が求められるほか、緊急対応力と柔軟性も重要です。

⑥特殊事務職

企業ごとに専門領域に特化した事務職もあり、専門スキルが求められる反面、高い専門性が評価されます。以下で詳しく解説します。

貿易事務

貿易事務は、輸出入に関わる書類作成、通関手続き、貿易条件の確認などを行います。英語や中国語などの語学力と国際物流の知識が必須で、専門性の高さから平均年収は事務職内でも上位に入ります。

医療事務

医療事務は、病院・クリニックなど医療機関で患者対応、会計業務、レセプト作成を担当します。医療保険制度の知識や正確な入力スキルが求められ、平均年収は約286万円です。

法務事務

法務事務は、契約書の作成・チェック、コンプライアンス対応、訴訟関連資料の準備などを行います。法律知識や細かな文書チェック能力が必要で、企業法務部門や法律事務所で活躍します。

事務職の給料と年収

事務職の給料と年収

事務職に就く際、多くの方が気になるのが「どれくらい稼げるのか」という収入面です。ここでは、全体の平均年収を年代別に確認し、その後、事務職の種類ごとに平均年収を比較していきます。

  1. 事務職全体の平均年収比較
  2. 事務職種別の平均年収比較

①事務職全体の平均年収

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」と国税庁の「民間給与実態統計調査」をもとにした一般事務職の年代別平均年収は以下の通りです。

年代 平均年収
20代 375.2(万円)
30代 481.4(万円)
40代 526.0(万円)
50代 571.3(万円)
60代 424.5(万円)

参考:厚生労働事務職の平均年収はいくら?

②事務職種別の平均年収比較

同じ「事務職」でも、担当する業務の専門性によって収入には差があります。主な事務職種の平均年収は以下の通りです。

事務職種 平均年収
一般事務 337(万円)
営業事務 337(万円)
経理事務 337(万円)
貿易事務 385(万円)
医療事務 286(万円)
受付事務 346.1(万円)

参考:事務職の平均年収はどのくらい?

上記のように、専門知識や語学力が求められる「貿易事務」は平均年収が高く、医療機関特有の知識を扱う「医療事務」はやや低めに留まる傾向があります。

事務職に向いている人の特徴

事務職に向いている人の特徴

事務職は単純作業だけでなく、周囲の人々を支えながら業務を円滑に進める役割が求められます。ここでは、事務職で活躍できる人に共通する3つの特徴を紹介します。

  1. コツコツと地道な作業が得意
  2. 人をサポートすることに喜びを感じる
  3. 臨機応変に対応できる柔軟性

①コツコツと地道な作業が得意

事務職の業務には、データ入力や書類整理など同じ作業を繰り返すルーティンワークが多く含まれます。ミスを防ぐために正確性を保てることはもちろん、地味に感じる作業にも集中して取り組める持続力が重要です。

地道な作業を一つひとつ丁寧に完遂する姿勢がある人は、事務職での信頼を得やすくなります。

②人をサポートすることに喜びを感じる

事務職は、自分で考えて先に必要な資料を準備したり、コミュニケーションを円滑にするための調整を行ったりすることで、チーム全体の成果に貢献します。自分のサポートが周囲の業務効率や雰囲気を向上させることにやりがいを感じる人は、事務職に非常に向いています

③臨機応変に対応できる柔軟性

事務職には、急なスケジュール変更やトラブル対応、突発的な依頼など予期せぬ事態への対応も求められます。優先順位を的確に見極め、予定を調整しながら各タスクに取り組む柔軟性が必要です。

状況に応じて最適な方法を選択し、スムーズに対応できる能力がある人は、環境の変化が多い現場でも活躍できます。

事務職に必要なスキルと有利な資格

事務職に必要なスキルと有利な資格

事務職で成果を上げ、長く活躍するには、日々の業務で求められる基本スキルの習得と、キャリア形成に役立つ資格取得が重要です。ここでは基本スキルと有利な資格を紹介します。

  1. 事務職に必要な基本スキル
  2. 事務職に有利な資格

①事務職に必要な基本スキル

事務職で求められる基本スキルには、PC操作能力、コミュニケーション力、ビジネスマナー、正確な事務処理能力などがあります。以下では事務職に必要な基本スキルを解説します。

  • 基本的なPCスキル
  • コミュニケーション能力
  • ビジネスマナー
  • 事務処理能力
  • 正確性と責任感

基本的なPCスキル

事務ではWordでの文書作成やExcelを用いた表計算は事務職の必須スキルです。特に関数やピボットテーブル、ショートカットキーなどを駆使して効率的にデータを扱えると、業務時間を大幅に短縮できます。

下記では、Word、Excelの資格についてまとめています。ぜひ参考にしてください。

【2025】Excel・Wordの資格とは?種類・難易度・勉強法・メリットまでを徹底解説

コミュニケーション能力

事務職では、電話・メール対応、来客時の受付や社内調整など、相手に合わせた適切な言葉遣いや報連相が求められます。相手の要望を的確に汲み取りつつ、必要な情報を的確に伝達できることが重要です。

ビジネスマナー

訪問客の応対時の立ち振る舞いや名刺交換、社内での挨拶など、企業の顔としての対応力が問われます。正しい敬語、清潔感のある身だしなみ、時間厳守など基本動作を身につけることで、信頼感を高められます。

事務処理能力

事務処理能力とは、書類のファイリングや伝票整理、申請手続きなど、業務フローを理解して手順どおりに処理できる能力です。マニュアルやガイドラインに従いながら、同時に複数の業務を整理・遂行する力が求められます。

正確性と責任感

事務職は、小さなミスが顧客トラブルや経理ミスにつながることもあるため、一つひとつの作業を丁寧に確認する慎重さと、自身のミスを最後まで責任を持って対処する姿勢が不可欠です。

②事務職に有利な資格

事務職でスキルを証明し、キャリアアップや転職を有利に進めるためには資格取得が効果的です。ここでは、事務職に有利な資格について見ていきましょう

MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

MOSとは、Word、Excel、PowerPointなどのOffice製品操作スキルを客観的に証明する資格です。事務職の採用選考時に、PC操作レベルを示せる強力な武器となります。

このMOS資格の取得を目指すなら、短期間で効率よく合格を目指せる「MOS対策短期集中講座」がおすすめです。講師による指導、豊富な実践問題で未経験者でも無理なく事務スキルが習得できます。詳しい講座内容やお申し込みは以下のリンクからご確認ください。

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日商簿記(2級・3級)

日商簿記は、経理・財務に関わる事務職を目指す際に重宝される資格です。帳簿の仕組みや仕訳の考え方を理解し、経理業務に即戦力として携われることをアピールできます。

秘書検定

秘書検定とは、ビジネスマナーや接遇スキルを学ぶ資格です。来客応対・電話対応の基本を習得でき、秘書業務を担うほか、一般事務職でも礼儀正しい対応力を示す一助となります。

ITパスポート

ITパスポートは、情報技術全般に関する基礎知識を証明する国家資格です。社内システムの理解やデジタル化推進に携わりやすく、事務業務のIT化が進む環境でアピールできます。

IT関連職で新卒採用者に受験させる企業も多いのが、ITパスポートです。短期間での合格を目指すなら、短期集中で、初学者が躓きがちなITテクノロジやITストラテジも、効率よくポイントをおさえて理解しながら学べる以下のようなセミナーが特におすすめです。

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TOEIC

グローバル対応や貿易事務を志望する場合、高得点のTOEICスコアは語学力の裏付けとして有効です。TOEICは、英語でのメール対応・電話応対のスキル向上にもつながります。

未経験から事務職への転職を成功させる方法

未経験から事務職への転職を成功させる方法

事務職は未経験でも挑戦しやすい職種ですが、競争率が高いため戦略的な準備が不可欠です。ここでは、未経験者が転職を成功させるための4つのステップを紹介します。

  1. 未経験歓迎の求人を狙う
  2. 志望動機を明確にする
  3. スキルの棚卸しを行う
  4. 事前準備を行う

①未経験歓迎の求人を狙う

未経験者を積極的に採用している企業は、研修制度やOJTが充実していることが多いです。求人票で「未経験歓迎」や「研修あり」「サポート体制充実」といったキーワードをチェックしましょう。業界経験よりも人柄や意欲を重視する企業を選ぶことで、書類選考や面接通過率が上がります。

②志望動機を明確にする

なぜ事務職を志望するのかを具体的に示すことが重要です。「安定した環境でスキルを磨きたい」「チームを支える仕事に魅力を感じた」など、自分の経験や価値観に基づいた動機を明確にしましょう。

また、応募先企業の事業内容や社風に触れ、「御社では○○を通じて貢献したい」と結びつけることで、企業理解の深さをアピールできます。

③スキルの棚卸しを行う

これまでの経験の中で、事務職に活かせるスキルや実績を洗い出します。接客業で培ったコミュニケーション力、アルバイトでの売上集計経験、サークル活動の運営経験など、事務業務で求められる要素を具体的に整理しましょう。

履歴書・職務経歴書では「Excelで○○件のデータ管理」「来客対応で顧客満足度向上に貢献」など成果を数値化して記載すると効果的です。

④事前準備を行う

面接前には基本的なPC操作スキルやビジネスマナーの再確認が必要です。Excelの関数やショートカット、Wordの文書作成、電話応対や名刺交換の練習を行いましょう。また、一般的な面接質問への回答例を準備し、自分の言葉で自然に伝えられるよう練習することも重要です。

事務職のスキルを身につけるならMOS対策短期集中講座

MOS対策短期集中講座MOS対策短期集中講座は、WordやExcelの基礎から応用までを効率的に学び、短期間で試験合格レベルのスキルを身につけられるプログラムです。事務職として即戦力となるPCスキルを習得し、履歴書・職務経歴書で差がつく資格を手に入れましょう。詳細・お申し込みは以下からご覧ください。

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事務職への転職まとめ

事務職は安定性やワークライフバランスの良さが魅力で、未経験からでもチャレンジしやすい職種です。自分の強みや適性を把握し、必要な基本スキルを身につけることで、書類選考や面接での評価を高められます。

まずは、未経験歓迎の求人を探しつつ、自分のPCスキルを強化し、事務職への転職を確実なものにしましょう。

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